30坪3LDKの平屋の間取りの家相診断

今回検証する家相は32坪3LDKの平屋の間取りになります。
リビングを中心に東にベッドルームを配置して
西側に和室8畳のある間取りになっています。

玄関ホールは南東の方向にあり南西の裏鬼門の方向をはずしてあるので
方位的には問題のない間取りになっています。

水回りやトイレなども北西の方向に配置され
北東の鬼門方向を避けるような形になっています。

水回りは玄関の位置は鬼門裏鬼門を外しているので
方位的には問題のない配置になっていると言えます。

建物の形状についてですが北西の方向が欠けている間取りになっています。

建物の間取りに欠けがあることで屋根形状に足りの部分ができてしまうので
長期的にみると雨水が集中することによって
谷の部分が痛みやすいということになります。

全く谷のない建物と比較すると雨漏りのリスクが少し増えてしまうので
可能であればこのくぼみをなくしてしまった方が良いと言います。

壁の耐久性についても入り組んだ部分のほうに雨風が集中した場合
コーナーが傷んでしまうことになるので
長方形の間取りにすることによって耐久性の良い建物にすることができます。

例えば一坪増やして長方形にする場合
ファミリークローゼットをつけることができて
プラン的にもゆとりができます。

耐久性の良い建物になって更に収納量も増えることで
機能的な建物に変えることができます。

張りや欠けもなくして行きながら建物の機能性もアップすると言うアレンジでした。

建物を新築の際にはコストや減額だけでなく
耐久性や使い勝手なども考慮して
家の形状や延べ床面積を検討しておきたいものです。

カテゴリー: 家相診断,張り 欠け,間取り 風水 | Tags: , ,

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プロフィール

一級建築士、住宅の設計事務所、ハウスメーカーのアドバイザーや注文住宅、分譲住宅など。現在も多くの物件の住宅設計を通して家づくりに携わる。